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J-GLOBAL ID：201302245326601486   整理番号：13A1657318

コージェネレーションの余剰電力買取による供給力確保-経済性と信頼性を考慮した供給力調達手段の検討-

Supply Capacity Procurement by the Buyback Program for Surplus Power from Users with Co-generation Systems-Study on Supply Capacity Procurement Method Considering Economic Efficiency and Reliability-

著者 (4件)： 松林英輝 (北大) ,  原亮一 (北大) ,  北裕幸 (北大) ,  田中英一 (北大)
資料名： 電気学会電力技術研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PE-13  号： 61-62.64-70.104-109.164-170 分冊6  ページ： 23-28  発行年： 2013年09月11日 
JST資料番号： F0788B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原発停止に伴う電力不足に対して,コージェネレーションシステム(CGS)は,安定した発電が可能で経済性も高い余剰電力として,その活用が期待される。Utilityの観点からも,発電効率の低い電源の稼働率を高めるなどの経済効率の悪い対応をするよりも,多少割高であってもCGSからの余剰電力を購入する方が経済的である可能性も考えられる。そこで,本論文では,CGS発電の余剰電力買取を含めた電源構成に関する検討の一環として,余剰電力買取料金が需要家のCGS導入インセンティブに与える影響と,Utilityの電源構成,電力供給コスト・供給信頼度に与える影響を評価することが可能なモデルを提案するとともに,数値試算例を通してCGS余剰電力買取の供給力としての利用可能性を評価したので報告する。

シソーラス用語： *コジェネレーション ,  電力 ,  電力需要 ,  電力供給 ,  賃金 ,  *電力販売 ,  経済性 ,  信頼性 ,  解析モデル
準シソーラス用語： インセンティブ ,  *電力取引 ,  *余剰電力 ,  余剰電力買取制度

分類 (2件)： 電力工学・電力事業一般  (NB01000X) ,  その他の発電  (NB03140M)

引用文献 (13件)：

• 日本エネルギー学会編:天然ガスコージェネレーション計画・設計マニュアル2008, 日本工業出版(2008)
• 経済産業省, 資源エネルギー庁, 電力市場整備課「節電要請時における自家発の活用拡大策について」URL:http://www.enecho.meti.go.jp/denkihp/setsuden/20111205jikahatsu.pdf.
• 経済産業省, 資源エネルギー庁「コジェネによる電力の売電について」URL:http//www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/17th/17-4-2.pdf
• 経済産業省, 資源エネルギー庁「2030年の電源構成についての御意見」(事務局提出資料) URL:http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/16th/16-2.pdf
• 小田拓也・秋澤 淳・宮崎隆彦・柏木孝夫:「PPSによるコージェネレーションの余剰電力融通-電力取引のモデル化と利益配分の分析-」, 電学論B, 129,8,pp.1009-1017(2009-8)

タイトルに関連する用語 (4件)： コージェネレーション ,  余剰電力 ,  経済 ,  調達