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J-GLOBAL ID：201302245475487785   整理番号：13A1692636

シラゲガヤ(Holcus lanatus)における酸性土壌への適応はALMT1発現を制御するシス作用要素数の増加により達成される

Adaptation to acidic soil is achieved by increased numbers of cis-acting elements regulating ALMT1 expression in Holcus lanatus

著者 (7件)： CHEN Zhi Chang (Okayama Univ., Kurashiki, JPN) ,  YOKOSHO Kengo (Okayama Univ., Kurashiki, JPN) ,  KASHINO Miho (Okayama Univ., Kurashiki, JPN) ,  ZHAO Fang-Jie (Nanjing Agricultural Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHAO Fang-Jie (Rothamsted Res., Hertfordshire, GBR) ,  YAMAJI Naoki (Okayama Univ., Kurashiki, JPN) ,  MA Jian Feng (Okayama Univ., Kurashiki, JPN)
資料名： Plant Journal  (Plant Journal)
巻： 76  号： 1  ページ： 10-23  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： A1374A  ISSN： 0960-7412  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸性土壌における可溶性アルミニウムイオンは根伸長を阻害するが,いくつかの植物はアルミニウムを解毒するための機構を進化させてきた。本稿では,酸性及び中性の2つの試験区からシラゲガヤを採取し,アルミニウム耐性,有機酸分泌及び遺伝子発現について比較した。その結果,酸性土壌に適合したH.lanatusでは,原形質膜局在性トランスポーターのHIALMT1が介するリンゴ酸分泌を増大させることにより,Al耐性の機構を発展させることが示唆された。また,より高いHIALMT1発現は,プロモーター領域での転写因子HIART1のシス作用要素の増加によって達成できると考えられた。

シソーラス用語： *イネ科 ,  酸性土 ,  遺伝子発現 ,  *ヌクレオチド配列 ,  適応 ,  耐化学性 ,  遺伝子 ,  アルミニウム ,  遺伝的調節 ,  調節遺伝子 ,  転写【遺伝】 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： ALMT1 ,  アルミニウム耐性 ,  *シス作用要素 ,  *シラゲガヤ ,  遺伝子発現制御

分類 (3件)： 土壌化学  (FB04040C) ,  植物生理学一般  (EH02010Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： りんご酸

タイトルに関連する用語 (6件)： シラゲガヤ ,  Holcus ,  酸性土壌 ,  適応 ,  発現 ,  シス作用要素