抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高強度灰長石ガラスセラミックスを得るために,K
2O-CaO-Al
2O
3-SiO
2四元ガラスと関連するガラスセラミックスを調製し調べた。結果が,カルシライトあるいは白榴石と共に灰長石が母ガラスから析出することを示している。カルシライト結晶は初めに形成し,そしてガラス相中のSiO
2と反応することで白榴石へ転換した。結晶の形態は熱処理温度に依存した。柱状結晶は,焼結温度を900°Cから1100°Cへ変化させた時に微細な粒状の結晶粒へ変態した。活性化エネルギー(E
α)とAvrami定数(n)もそれぞれ463.81kJ/molおよび3.74と計算し,バルク核形成と三次元結晶成長は温度範囲1000~1100°Cにおいて主たる機構であることを示している。白榴石を含むガラスセラミックスの曲げ強さの最大値は248MPaで熱膨張係数(CTE)は5.69~11.94×10
-6K
-1であった。白榴石はガラスセラミックスの高いCTEと高い曲げ強さの主因である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.