抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿は亜鉛系めっき鋼板のJISの改正及び新規制定に関する解説である。塗装亜鉛系めっき鋼板についJIS改正が2項目。1)省エネルギーの推進の社会的ニーズから遮熱塗装鋼板が開発されたが後塗装材との競争力を強化するため高日射反射の規格化を実施し2012年6月にJIS改正された。2)公共工事における材料のクロメートフリーに対応して亜鉛系めっき鋼板のクロメートフリー材の規格化が2007年に実施され,塗装鋼板の塗料膜,化成処理のクロメートフリー化の開発にメドがついたのでクロメートフリー塗装鋼板の規格化を実施し,2013年6月にJIS改正された。3)その他の改正についても解説している。亜鉛系めっき鋼板については耐食性の向上のニーズから溶融亜鉛-アルミ合金のめっき液にマグネシウムを添加する溶融亜鉛-アルミ-マグネシウム合金めっきが開発され10年以上の販売実績で市場から新規のJIS規格制定の強い要望があったので検討した結果,2012年11月にJIS制定された。(著者抄録)