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J-GLOBAL ID:201302246317957347   整理番号:13A0643797

ポリアリルアミン官能化セルロースの合成とそのオンライン捕集/濃縮及びICP/AESによるリン酸塩の定量への適用

Synthesis of Cellulose Functionalized with Polyallylamine and Its Application to On-line Collection/Concentration and Determination of Phosphate by ICP/AES
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 767-772 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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新しいポリアリルアミン官能化セルロースベース樹脂を合成し,環境水試料中のリン酸塩の捕集と誘導結合プラズマ-原子発光スペクトロメータ(ICP/AES)による濃度測定に適用した。合成樹脂セルロース-メタクリル酸グリシジル-ポリアリルアミン(CGP)は広いpH範囲で痕跡量リン酸塩に優れた吸着挙動に示し,吸着被検質は0.5M塩酸によって容易に溶離することができた(回収率80~100%)。合成CGP樹脂充填ミニカラムをコンピュータ制御自動前処理系にセットし,痕跡量リン酸塩のオンライン捕集/濃縮及びICP/AESによる定量に適用した。リン酸塩の検出限界は0.6μg P/L,試料体積は5ml,全分析時間は約4minであった。開発したCGP樹脂法は河川水及び水道水試料中のリン酸塩の定量に適用可能であり,回収試験から環境水中に存在する一般的マトリックスはリン酸塩定量に干渉しないことを示した。(翻訳著者抄録)
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