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J-GLOBAL ID：201302246321687893   整理番号：13A0148447

β-クリプトゲインの誘導発現による遺伝的誘発はColeus blumei毛状根由来フェノール性化合物の分泌を促進する

Genetic elicitation by inducible expression of β-cryptogein stimulates secretion of phenolics from Coleus blumei hairy roots

著者 (3件)： VUKOVIC Rosemary (Dep. of Biology, J.J. Strossmayer Univ. of Osijek, Trg Ljudevita Gaja 6, 31000 Osijek, HRV) ,  BAUER Natasa (Dep. of Molecular Biology, Fac. of Sci., Univ. of Zagreb, Horvatovac 102a, 10000 Zagreb, HRV) ,  CURKOVIC-PERICA Mirna (Dep. of Microbiology, Fac. of Sci., Univ. of Zagreb, Marulicev trg 9a, 10000 Zagreb, HRV)
資料名： Plant Science  (Plant Science)
巻： 199-200  ページ： 18-28  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： C0945B  ISSN： 0168-9452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アイルランド (IRL)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物におけるフェノール性化合物の集積はしばしばストレスおよび病原菌攻撃に対する防御応答の一部である,これはエリシターにより誘発されまた活性化される。卵菌類蛋白質性エリシターであるβ-クリプトゲインは幾つかの病原菌に対して過敏感反応および全身獲得抵抗性を誘導する。内生的に生産されたクリプトゲイン蛋白質の組織中のフェノール性化合物の集積,および培養液中への分泌に及ぼす効果を試験するために,コリウスColeus blumei毛状根が形成された。β-クリプトゲインをコードする,合成crypt遺伝子をアルコール誘導性プロモーターの調節下で挿入するためにAgrobacterium rhizogenが採用された。C.blumei毛状根中で,β-クリプトゲインの発現が,21日の誘導期間の間に,1%および2%のアルコールの投与により調節された。β-クリプトゲインの発現は,毛状根系統中の可溶性フェノール性化合物およびロスマリン酸(RA)の有意な減少および培養液中のフェノール性化合物,RAおよびカフェー酸の増加を引き起した。これらのデータは,β-クリプトゲインが根からのフェノール性化合物分泌のための制御因子である可能性を示唆する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エリシター ,  タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  *シソ科 ,  毛状根 ,  *フェノール類 ,  分泌 ,  植物 ,  Agrobacterium ,  遺伝子導入 ,  応答 ,  植物病原菌 ,  生体防御 ,  耐病性 ,  卵菌類 ,  制御系要素 ,  組織培養 ,  観賞植物 ,  薬用植物 ,  形質転換 ,  *トランスジェニック植物 ,  作物育種 ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール
準シソーラス用語： *Coleus blumei ,  クリプトゲイン ,  コレウス属 ,  ストレス応答 ,  過敏感反応 ,  観葉植物 ,  全身獲得抵抗性 ,  誘導発現

分類 (3件)： 薬用植物  (FC03075M) ,  遺伝子操作  (EC02050B) ,  植物組織・細胞による物質生産  (FK03050H)

物質索引 (2件)： カフェー酸 ,  ロスマリン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： クリプトゲイン ,  誘導発現 ,  誘発 ,  毛状根 ,  フェノール性化合物 ,  分泌 ,  促進