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J-GLOBAL ID:201302246377219914   整理番号:13A1088384

後成的な遺伝と可塑性:すぐに反応する生殖系列

Epigenetic inheritance and plasticity: The responsive germline
著者 (1件):
資料名:
巻: 111  号: 2-3  ページ: 99-107  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: H0337B  ISSN: 0079-6107  CODEN: PBIMAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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発生の可塑性(単一の遺伝子型が種々の表現型を生み出す能力)は表現型変化の割合および方向に影響を与えることにより進化動態に影響を与える。それは遺伝子発現および遺伝子産物の制御変化に基づいており,後成的機構により部分的に制御される。可塑性は体細胞および組織における後成的変化のみならず生殖系列細胞における後成的変化にも関わりえる。生殖系列における後成的可塑性は進化可能性(新規機能をもたらす変異を含めた,遺伝可能,選択可能で表現型に現れる変異を生成する能力)を増大させる。本総説では,新しい困難に対する複雑な適応反応のいくつかは生殖系列の後成的プロセスによりもたらされ,何世代にもわたり伝達される可能性のあることを示した研究について議論する。また,後成的に生成される遺伝性変異は小規模進化および大規模進化の両方に影響を与えることを議論する。まず,生殖系列(配偶子)における後成的遺伝が小進化的変化の迅速で半方向性(semi-directional)の累積をもたらしえることを示すいくつかの近年の生態学的研究およびモデルを検討する。「起爆剤(priming)」および「後成的学習(epigenetic learning)」が集団における遺伝可能で微調整された適応反応を生起する際に特に重要であると思われる。その後で,どのようにゲノム上および環境上のストレスがエピゲノムの再構成をもたらし,跳躍的な変化をも生成できるのかを示す研究を考察する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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進化論一般 
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