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J-GLOBAL ID：201302246517509403   整理番号：13A1205482

酸化還元活性な金属-有機フレームワークの化学的還元を介しての選択的CO₂吸着の強化

Enhancing selective CO₂ adsorption via chemical reduction of a redox-active metal-organic framework

著者 (8件)： LEONG Chanel F. (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  FAUST Thomas B. (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  TURNER Peter (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  USOV Pavel M. (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  KEPERT Cameron J. (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  BABARAO Ravichandar (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organisation(CSIRO), Victoria, AUS) ,  THORNTON Aaron W. (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organisation(CSIRO), Victoria, AUS) ,  D’ALESSANDRO Deanna M. (Univ. Sydney, New South Wales, AUS)
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 42  号： 27  ページ： 9831-9839  発行年： 2013年07月21日 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規な三元の金属-有機フレームワーク,Zn(NDC)(DPMBI)(NDC=2,7-ナフタレンジカルボキシレート,DPMBI=N,N′-ジ-(4-ピリジルメチル)-1,2,4,5-ベンゼンテトラカルボキシジイミド)を合成し,これを更にナトリウム化ナフタレン(NANP)による化学的還元を行った。還元処理によってもフレームワーク構造は維持されており,配位子のモノラジカルアニオンが生成するとともにNa⁺イオンが挿入される。この還元処理されたフレームワークはNa⁺/Zn²⁺モル比が0.367に至るまでるCO₂吸収量が増加しこれ以上では低下する。N₂に対するCO₂の吸着選択性とCO₂の等比体積吸着熱もこのNa⁺/Zn²⁺比で最大となるが,このCO₂選択性はラジカルアニオン及びNa⁺との強い相互作用に起因することが示唆された。

シソーラス用語： *吸着 ,  *二酸化炭素 ,  還元 ,  アニオンラジカル ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  金属イオン ,  *亜鉛錯体
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  ナトリウムイオン ,  ラジカルアニオン ,  *金属-有機フレームワーク ,  *二酸化炭素吸着

分類 (3件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (3件)： 2,7-ナフタレンジカルボン酸 ,  1-ソジオナフタレン ,  N,N′-ビス(4-ピリジニルメチル)ベンゼン-1,2:4,5-ビスジカルボイミド

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸化還元活性 ,  金属-有機フレームワーク ,  化学的還元 ,  CO2 ,  吸着 ,  強化