抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水管理は,PEMFC(高分子電解質膜燃料電池)の最大限のポテンシャルを達成するために重要である。バイポーラ板の表面接触角と粗度の特性は,燃料電池の水管理とPEMFC性能に影響を及ぼす主要な要因である。PEMFCの電力密度に対する接触角と高分子複合材料バイポーラ板の粗度と水素流速の効果が,この研究でRSM(応答曲面法)により分析された。燃料電池性能試験が,接触角と粗度の異なる値を持っている複合バイポーラ板を使用して,種々の水素質量流速で実行された。燃料電池の電力密度が,接触角と粗度の点で,アノード表面上への水素輸送の増加に起因する,水素質量流量の上昇に伴なって増加することが,観測された。一定の水素流速において,電力密度は,接触角とRa(表面粗度)両方の増加に伴なって,最大値を示している。研究された範囲の接触角と水素流速の最適値は,それぞれ81.2°と1.87dm
3分
-1である。さらに,1.69μmの粗度と1.97dm
3分
-1の水素流速で,最大の燃料電池性能が得られた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.