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J-GLOBAL ID：201302246782708680   整理番号：13A1457454

Pinocchio:ほぼ実用的な検証可能計算

Pinocchio: Nearly Practical Verifiable Computation

著者 (4件)： PARNO Bryan (Microsoft Res.) ,  GENTRY Craig (IBM Res.) ,  HOWELL Jon (Microsoft Res.) ,  RAYKOVA Mariana (IBM Res.)
資料名： Proceedings. IEEE Symposium on Security and Privacy  (Proceedings. IEEE Symposium on Security and Privacy)
巻： 2013  ページ： 238-252  発行年： 2013年 
JST資料番号： H0889A  ISSN： 1081-6011  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クラウドコンピューティングやボランティア分散処理などにおいて,処理能力の低いクライアントは,より強力な計算機に計算をアウトソーシングしたい場合がある。この場合,クライアントは計算結果を検証できる必要がある。特定機能を対象とする検証可能計算は多数報告されているが,効率が十分でなく実用性が乏しい。本論文は,暗号を前提に汎用計算を効率良く検証する具体的システムとしてPinocchioを提案した。これは公開検証可能計算に対応し,クライアントは公開評価鍵を生成し,計算を実行する信用されていない計算機はこの鍵を利用して計算の署名(証明)を作成する。クライアントを含む誰でもが,検証鍵を利用して特定入力に対する結果の正しさを検査できる。このシステムはC言語コードを検証に適したフォーマットに変換するコンパイラと,実際のプロトコルを実行する一連のツールを含む。さらにゼロ知識証明可能な場合も考察した。理論と実験により,従来手法よりも5~7桁の高速化が可能であることを示した。

シソーラス用語： 検証 ,  計算 ,  *計算機利用 ,  クライアントサーバシステム ,  アウトソーシング ,  汎用性 ,  暗号鍵 ,  *公開鍵暗号 ,  ディジタル署名 ,  C言語 ,  計算機コード ,  コンパイラ ,  プロトコル ,  支援プログラム ,  ゼロ知識証明 ,  高速化 ,  計算量 ,  *コンピュータセキュリティ ,  二次計画法
準シソーラス用語： *クラウドコンピューティング ,  データ検証 ,  *安全マルチパーティ計算 ,  暗号プロトコル

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (2件)： 検証 ,  計算