文献

J-GLOBAL ID：201302246982602584   整理番号：13A1616480

遺伝学的肥満マウスは腸透過性または糞便中胆汁酸の疎水性の増加を示さない

Genetically obese mice do not show increased gut permeability or faecal bile acid hydrophobicity

著者 (5件)： STENMAN Lotta K. (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN) ,  HOLMA Reetta (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN) ,  GYLLING Helena (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN) ,  GYLLING Helena (Univ. Eastern Finland, Kuopio, FIN) ,  KORPELA Riitta (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN)
資料名： British Journal of Nutrition  (British Journal of Nutrition)
巻： 110  号： 6  ページ： 1157-1164  発行年： 2013年09月28日 
JST資料番号： B0336A  ISSN： 0007-1145  CODEN： BJNUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腸管粘膜防御機能障害と遺伝的な肥満との関連性を検討するため,遺伝学的肥満マウス(C57BL/6J系のob/obマウス)7匹に通常脂質含量の食餌を与え,腸透過性の亢進と腸管中胆汁酸に変化が生じるか否かを評価した。対照として野生型マウス10匹を使用し,肝臓および血清中のリポ多糖類結合タンパク質(LBP)の発現も検討した。遺伝学的肥満マウスの空腸および結腸の腸透過性も,肝臓LBP発現も野生型マウスと同程度であったが,血清LBPは野生型マウスより2.5倍高値であった。遺伝学的肥満マウスで総胆汁酸排出量の増加を認めたものの,その疎水性に変化は見られなかった。

シソーラス用語： マウス ,  病態モデル ,  *肥満 ,  雄性 ,  *膜透過 ,  消化系生理 ,  *胆汁酸 ,  糞便中排泄 ,  疎水性 ,  肝臓 ,  血清中濃度 ,  タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  サイトゾル受容体 ,  脂質代謝 ,  空腸 ,  結腸
準シソーラス用語： ファルネソイドX受容体 ,  リポ多糖類結合蛋白質 ,  腸バリア機能 ,  *腸透過性 ,  ob/obマウス

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  腸  (EJ06040N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 遺伝学 ,  肥満マウス ,  腸透過性 ,  糞便 ,  胆汁酸 ,  疎水性