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J-GLOBAL ID：201302247148327769   整理番号：13A0698255

伏せ込み促成アスパラガスの春定植1年半株養成法

著者 (3件)： 小泉丈晴 (群馬県農技セ) ,  石澤昌彦 (群馬県農技セ) ,  山田文典 (群馬県農技セ)
資料名： 群馬県農業技術センター研究報告  (Bulletin of Gunma Agricultural Technology Center)
号： 10  ページ： 47-50  発行年： 2013年03月15日 
JST資料番号： J1606B  ISSN： 1348-9054  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伏せ込み促成アスパラガス栽培法に関して,慣行の1年半株養成法(秋定植法)では定植前の春から秋まで圃場が空いてしまうため,秋にセル成型苗を高密度で仮植し,春になってから本圃へ定植する圃場利用効率の良い新たな1年半株養成法(春定植法)を開発した。そこで,春定植法と慣行の秋定植法とを比較し,圃場利用効率,株養成時の生育および伏せ込み促成栽培時の収量に及ぼす影響について検討した。アスパラガス品種「ウェルカム」を供試し,秋定植法および春定植法両区を設け,利用面積,茎葉生育,茎枯病発病率,根株生育,さらに若茎数,若茎総収量等を比較した。その結果,秋定植法と比べて,1年目の株養成に要する圃場面積は約7分の1となる。春定植法で養成された株は,秋定植法と比較し,草丈がやや高く,根株重が重かったが,伏せ込み促成栽培においては,両者に若茎の収量差は認められなかった。春定植法は,秋定植法と同様に収量性の高い株養成法であることが明らかになった。

シソーラス用語： *栽植密度 ,  *時期 ,  *アスパラガス ,  *移植【植物】 ,  育苗 ,  *栽培 ,  *春 ,  秋 ,  利用 ,  面積 ,  植物病害 ,  根 ,  重量 ,  茎 ,  数 ,  *収率 ,  高さ ,  *促成栽培 ,  *比較
準シソーラス用語： ウェルカム ,  茎枯病 ,  茎葉生育 ,  根株重 ,  若茎数 ,  *収量 ,  *収量差 ,  秋定植法 ,  *春定植1年半株養成法 ,  *春定植法 ,  草丈 ,  *定植時期 ,  *伏込み促成栽培 ,  利用面積

分類 (1件)： 野菜  (FC03043X)

引用文献 (5件)：

• 1)小泉丈晴.2007,アスパラガスの生理生態と栽 培技術 伏せ込み促成栽培,農耕と園芸, 62(10):176-181.
• 2)吉田裕一ら.1990.アスパラガスの促成栽培に おける1年生株と2年生株の比較.京都大学農 場報告,2:69-70.
• 3)小泉丈晴・中條博也.2008.伏せ込み促成アス パラガス栽培における1年半株養成法が茎枯病 発生、根株および若茎の生育に及ぼす影響,群 馬県農業技術センター研究報告.5:44-45.
• 4)丸山 進.1992,アスパラガス促成栽培におけ る収量構成要因と根株の評価基準.今月の農業.2 :71-75,
• 5)岸 國平,1998.日本植物病害大事典.全国農 村教育協会.東京,p.500.

タイトルに関連する用語 (3件)： アスパラガス ,  春 ,  定植