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J-GLOBAL ID：201302247199735748   整理番号：13A0955934

ナノ繊維状Ag-OMS-2上のニトロベンゼンの選択的水素化によるアゾベンゼン合成-メカニズムと速度論

Novelties of azobenzene synthesis via selective hydrogenation of nitrobenzene over nano-fibrous Ag-OMS-2 - Mechanism and kinetics

著者 (2件)： YADAV Ganapati D. (Dep. of Chemical Engineering, Inst. of Chemical Technol., Matunga, Mumbai 400 019, IND) ,  MEWADA Rajubhai K. (Dep. of Chemical Engineering, Inst. of Chemical Technol., Matunga, Mumbai 400 019, IND)
資料名： Chemical Engineering Journal  (Chemical Engineering Journal)
巻： 221  ページ： 500-511  発行年： 2013年04月01日 
JST資料番号： D0723A  ISSN： 1385-8947  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニトロベンゼンの水素化によるアニリンへの転化は良く知られたプロセスである。しかし,ニトロベンゼン水素化の過程で生成する中間生成物も商業的には同じように魅力的であるが水素化によるその製造には課題がある。報告された文献は中間生成物としてアゾベンゼンを示している。多くの商用運転される不均質プロセスはニトロベンゼンのアニリンへの完全な転化に導く。多くのアゾベンゼン誘導体はアニリンの酸化により合成される。このように単一ステップによるニトロベンゼンからアゾベンゼンへの選択的水素化は非常に魅力的である。本研究ではK-OMS-2中の銀負荷が5-15wt%の範囲で異なるクリプトメラン(Ag-OMS-2)タイプの銀置換8面体分子篩について研究した。弱い酸性と塩基性サイトを持つredox触媒上の温和な条件下にニトロベンゼンの水素化をアゾベンゼン段階で停止することが出来る。15wt%Ag-OMS-2は最高のアゾベンゼン転化率と選択率を示した。触媒負荷,水素圧力,ニトロベンゼン濃度,及び温度のようなパラメーターの影響について調べた。125°Cに於いてアゾベンゼンはイソプロパノール(IPA)中の25atmH₂を用いて3時間で80%選択率が得られた。詳細な反応メカニズムを提案し,適切な速度モデルを誘導した。アゾベンゼンへのニトロベンゼン水素化の見掛け活性化エネルギーは10.58kcal/molであった。このように,不均質触媒の存在下ニトロベンゼン水素化からアゾベンゼン合成の速度パラメーターが初めて報告された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ナノファイバ ,  *水素化 ,  選択性 ,  化学合成 ,  反応機構 ,  動力学 ,  反応中間体 ,  銀触媒 ,  転化率 ,  パラメータ ,  活性化エネルギー ,  反応速度 ,  分子ふるい ,  酸化マグネシウム ,  芳香族化合物 ,  アゾ化合物 ,  芳香族アミン ,  第一アミン ,  脂肪族アルコール ,  芳香族ニトロ化合物
準シソーラス用語： 見掛活性化エネルギー ,  *選択的水素化 ,  速度パラメータ【化学反応】

分類 (2件)： 触媒操作  (XE01050T) ,  各種有機化合物の製造  (YD02000V)

物質索引 (4件)： アゾベンゼン ,  アニリン ,  イソプロパノール ,  ニトロベンゼン

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ繊維 ,  ニトロベンゼン ,  選択的水素化 ,  アゾベンゼン ,  メカニズム ,  速度論