抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水と溶質透過率(それぞれAとB)および正浸透膜(FO)の構造パラメータ(S)を特徴付けるために簡単かつ迅速な方法論を発表した。方法論は異なる濃度のドロー溶液を各々用いて4つの段階に分割されたFO実験を含んだ。回帰パラメータとしてA,BおよびSを用いて最小二乗非線形回帰を実行することにより各段階で測定した実験的な水と逆塩フラックスを対応するFO輸送方程式に適合させた。ハンドキャストした薄膜複合(TFC)FO膜および市販のTFC FO,TFC逆浸透(RO)とセルロースアセテート系非対称FO膜をこのプロトコルに従って評価した。FOの実験が後に続くRO実験に基づいて既存のプロトコルから得た膜特性と著者等のFOベース方法論で得た膜特性を比較した。すべての膜に対して,FOベースプロトコルは既存の方法よりも水と塩フラックスのより正確な予測を与えた。方法の数値ロバスト性および測定量のランダム誤差に対する回帰パラメータの感度を徹底的に解析した。実験測定値への予測フラックスおよび各段階での一定水/塩フラックス比の密接な適合性を同時に達成することによって決定した膜パラメータの精度の信頼性の強化を達成できることをその評価は示した。さらに,既存および提案アプローチは,解析した膜のいくつかに対して一致して類似していない結果をもたらし,ROとFOで利用した異なる駆動力に恐らく起因する不一致を示しそれはさらに研究する必要があった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.