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J-GLOBAL ID：201302247233711837   整理番号：13A1699514

多重機能的健康増進性を有する誘導性大豆グリセオリンフィトアレキシン

The inducible soybean glyceollin phytoalexins with multifunctional health-promoting properties

著者 (3件)： NWACHUKWU Ifeanyi D. (Dep. of Plant Phyksiology, RWTH Aachen Univ., D-52056, Aachen, DEU) ,  LUCIANO Fernando B. (School of Agricultural Sciences and Veterinary Medicine, Pontificia Universidade Catolica do Parana, Sao Jose dos ...) ,  UDENIGWE Chibuike C. (Health and Bio-products Res. Lab., Dep. of Environmental Sciences, Fac. of Agriculture, Dalhousie Univ., Truro, Nova ...)
資料名： Food Research International  (Food Research International)
巻： 54  号： 1  ページ： 1208-1216  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： D0633A  ISSN： 0963-9969  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリセオリンは様々な外因性因子に応答して種子中に蓄積される大豆由来フィトアレキシンである。真菌類,UV照射および物理的外傷のようないくつかのエリシターはグリセオリン合成および蓄積の誘導経由で大豆の二次メタボロームを変えることが示されている。プテロカルパンフィトアレキシンはエストロゲン受容体媒介細胞プロセスに対して抗エストロゲン作用を示す。結果として,グリセオリンは腫瘍成長および進行の阻害経由で,および腫瘍細胞における細胞周期停止によっても乳房および卵巣腫瘍に対する抗腫瘍活性を示す。更に,グリセオリンは病原性真菌に対する抗微生物活性,内毒素誘導酸化ストレスに対する細胞抗酸化作用,およびグルコース代謝および内毒素誘導炎症応答に及ぼす調節作用を示すことが見出された。大豆由来化合物は異型細胞プロセス時の詳細分子機序,動物疾患モデルおよびヒト検体における安全性および有効性,および食品保存料として使用可能性を評価するための今後の研究の必要性を保証する。グリセオリンの生物活性は改善健康機能および他の新規用途のためのこれらのフィトアレキシンによる大豆の富化をもたらすことができる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ダイズ ,  *フィトアレキシン ,  生体防御 ,  健康管理 ,  抗微生物作用 ,  抗エストロゲン ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  二次代謝産物 ,  代謝産物 ,  生物活性 ,  エリシター ,  エストロゲン ,  エストロゲン受容体 ,  乳房腫瘍 ,  卵巣腫瘍 ,  腫瘍過程 ,  停止 ,  増殖阻害 ,  抗腫瘍作用 ,  酸化防止 ,  酸化ストレス ,  内毒素 ,  保存料 ,  *食品成分 ,  フェノール類 ,  ジオール ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： プテロカルパン ,  メタボローム ,  健康増進 ,  細胞周期停止 ,  腫瘍進行 ,  腫瘍成長

分類 (3件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  (EB08010W)

物質索引 (3件)： グリセオリンI ,  グリセオリンII ,  グリセオリンIII

タイトルに関連する用語 (2件)： 健康増進 ,  大豆