文献
J-GLOBAL ID:201302247255464876   整理番号:13A1544082

Waplはクロマチン構造と染色体分配に不可欠な調節因子である

Wapl is an essential regulator of chromatin structure and chromosome segregation
著者 (19件):
資料名:
巻: 501  号: 7468  ページ: 564-568  発行年: 2013年09月26日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
哺乳類ゲノムは数十億塩基対のDNAで構成され,これらはクロマチン繊維に詰め込まれている。特定の遺伝子座において,コヒーシン複合体はこれらの繊維をより高次の構造へと編成すると考えられているが,この機能が染色体構造全体の決定にどれほど重要であるか,また,この過程がどのように調節されているかについては,まだよく分かっていない。本研究では,マウスで条件的突然変異を用い,コヒーシン結合タンパク質Waplの減少が,コヒーシンをDNA上に安定的にとどめ,その結果,コヒーシンが染色体の軸構造においてクラスタリングし,間期染色体でクロマチン凝集を引き起こすことを示す。これらの結果は,コヒーシンとDNAの相互作用の安定性が,クロマチン構造の重要な決定要因であり,コヒーシンは間期染色体テリトリーにおいて構造的な役割を持っていることを示唆している。さらに我々は,WaplによるコヒーシンとDNAの相互作用の調節は,胚発生,c-myc(別名Myc)などの遺伝子の発現,および細胞周期の進行に重要であることを示す。分裂期において,Waplを介してコヒーシンがDNAから解離することは,正確な染色体分配に必須であり,またコヒーシンをタンパク質分解酵素セパラーゼによる分解から保護しており,これが機能的なコヒーシン複合体の存在下での分裂期終了を可能にしている。Copyright Nature Publishing Group 2013
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞分裂・増殖 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る