文献

J-GLOBAL ID：201302247256882906   整理番号：13A0632553

水和ABPBI[ポリ(2,5-ベンゾイミダゾール)]高分子電解質膜のリン酸-トリフル酸混合物におけるナノ構造の分子研究と動力学

A molecular investigation of the nanostructure and dynamics of phosphoric-triflic acid blends of hydrated ABPBI [poly(2,5-benzimidazole)] polymer electrolyte membranes

著者 (3件)： SUNDA Anurag Prakash (Indian Inst. of Sci. Education and Res., Pune, IND) ,  MORE Minal (Indian Inst. of Sci. Education and Res., Pune, IND) ,  VENKATNATHAN Arun (Indian Inst. of Sci. Education and Res., Pune, IND)
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 9  号： 4  ページ： 1122-1132  発行年： 2013年01月28日 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(2,5-ベンゾイミダゾール)膜(ABPBI)にリン酸(PA)をドーピングすると燃料電池中で電解質として役立つ。更に極少量のトリフル酸(TFA)を添加するとABPBIの性能が向上する。古典的分子動力学により,ABPBI+PA,ABPBI+TFA,ABPBI+PA+TFAの水和水準を変えて,分子動力学を計算シミュレーションした。動径分布関数から判定できる構造特性は,TFAとABPBIの相互作用がPAとABPBIのそれより強いことである。ABPBIのイミダゾールと水との相互作用は,ABPBI+TFAが最強で,ABPBI+PAブレンドが最弱であった。また動径分布関数からABPBI分子鎖の隣り合った2個のイミダゾール環の間隔は約6Åで,水和水準や混合比を変えても影響を受けなかった。また,分子鎖末端間距離や慣性半径も同様であった。

シソーラス用語： *ポリベンゾイミダゾール ,  高分子膜 ,  *計算機シミュレーション ,  分子動力学 ,  リン酸 ,  ドーピング ,  水和 ,  *動径分布関数 ,  *慣性半径 ,  *分子鎖 ,  燃料電池 ,  距離 ,  効果 ,  スルホン酸 ,  脂肪族フッ素化合物
準シソーラス用語： ドーピング効果 ,  分子間距離

分類 (1件)： 高分子の立体構造  (CG02031G)

物質索引 (1件)： トリフル酸

タイトルに関連する用語 (10件)： 水和 ,  ベンゾイミダゾール ,  高分子電解質膜 ,  リン酸 ,  トリフル酸 ,  混合物 ,  ナノ構造 ,  分子 ,  研究 ,  動力学