抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルカリ骨材反応(ASR)抑制対策について,反応性骨材であってもコンクリート骨材として使用できることを示したものである。わが国のASR抑制対策は建設省暫定案(1986年)から始まるとの経緯に触れたのち,現行の国土交通省の抑制対策(平成14年8月1日記者発表)を紹介した。またJIS A 5308生コン規格に記載のASR抑制対策,JR東日本 土木工事標準仕様書における抑制対策(2011年2月改定)について述べた。また再生骨材コンクリートのASR抑制対策は混和剤の混入量増加や,スラグおよびフライアッシュの追加に特徴があることを示唆した。生産現場からの要望を紹介し,混合セメントあるいは混和材を使用すれば反応性骨材は,コンクリート構造物にひび割れが発生する被害は起こらないことを確認した。