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J-GLOBAL ID:201302247518300458   整理番号:13A1542830

大きなサイズの下顎欠陥再生のための血管ステントを負荷した新規なナノ複合体足場からのBMP-2とbFGFの二重のデリバリー

Dual Delivery of BMP-2 and bFGF from a New Nano-Composite Scaffold, Loaded with Vascular Stents for Large-Size Mandibular Defect Regeneration
著者 (5件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 12714-12728 (WEB ONLY)  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,ウサギ下顎骨における骨欠損再生のための血管ステント(PLCL/Col/nHA)を用いるナノ複合材足場(PLGA/PCL/nHA)からの骨形態形成蛋白質-2(BMP-2)と塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)の二重のデリバリーの実現可能性と長所に関して検討することである。同種間の骨間葉系幹細胞(BMSCs),bFGF,BMP-2及びPLCL/Col/nHAを負荷したPLGA/PCL/nHAから成る足場工学的骨を用いてウサギにおいて36の大きな骨欠損を修復した。実験はBMSCs/bFGF/BMP-2/足場,BMSCs/BMP-2/足場,BMSCs/bFGF/足場,BMSCs/足場,足場のみ,足場なしの6群に分けた。ゲル化,劣化及び制御された放出性質BMP-2,bFGF及びその形体及び制御された遊離性質のためのキャリアーとしてアルギン酸ナトリウムヒドロゲルを用いて,ウシ血清アルブミン(BSA)の制御された遊離と組み合わせたゲル化時間及び劣化時間を測定することで検討した。AlamarBlueアッセイ法及びアルカリ性ホスファターゼ(ALP)活性を用いて異なる群におけるBMSCsの増殖及び骨形成分化等を評価した。インプラント4週及び12週後に試料のX線解析及び組織学的実験を行い,下顎骨欠陥における新たな骨形成を明確にした。制御した放出キャリアーとしてのアルギン酸ナトリウムヒドロゲルの使用は,良好な放出能を維持し,bFGFとBMP-2の組み合わせ使用は,BMSCsの増殖及び骨形成分化を有意に促進(p<0.05あるいはp<0.01)した。更に試料のX線及び組織学的実験の結果,二重の放出群は他群よりも有意により高い骨形成性を示した。上記の結果から,骨成長因子は,BMP-2あるいはbFGF単独のデリバリーに比べて骨形成及び血管新生を増強したことが示され,骨組織工学における骨欠損修復における手法を提供できる可能性が示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  骨格系  ,  生物薬剤学(基礎) 

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