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J-GLOBAL ID：201302247548845734   整理番号：13A0915562

有機ナノチューブの新たな展開-ペプチド系ナノチューブの大量合成と用途展開-

著者 (3件)： 小木曽真樹 (産業技術総合研 ナノチューブ応用研究セ) ,  浅川真澄 (産業技術総合研 ナノチューブ応用研究セ) ,  清水敏美 (産業技術総合研 ナノチューブ応用研究セ)
資料名： Nanofiber  (Nanofiber)
巻： 1  号： 1  ページ： 20-22  発行年： 2010年07月16日 
JST資料番号： F1130A  ISSN： 2185-3215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ペプチド系ナノチューブに関する最近の展開と開発したナノチューブや金属錯体型ナノチューブの大量合成とその用途開発に関して述べた。ペプチド系ナノチューブ(グリシルグルシンを長鎖ジカルボン酸の両端に結合させた双頭型ペプチド脂質が水中での自己集合により多数のベシクルが内包されたマイクロチューブを形成する),様々な表面を持つペプチド系ナノチューブの大量合成(グリシルグルシンを飽和脂肪酸に結合したプチド脂質2(n)および長鎖アミンに結合した5(n)をアルコール中で自己集合することにより,様々な表面をもつペプチド系ナノチューブの大量合成が可能となった)およびペプチド系ナノチューブの用途開発に向けて(薬物キャリアー,DNAの遺伝子ベクター,タンパク質の薬剤キャリア,不均一系の酸化反応用触媒等)について詳述した。

シソーラス用語： *ナノチューブ ,  ペプチド ,  *用途開発 ,  ジカルボン酸 ,  ベシクル ,  アミン ,  アルコール ,  薬物 ,  遺伝子 ,  触媒 ,  アミノ酸 ,  カルボアミド ,  第一アミン

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： グリシルグリシン

引用文献 (17件)：

• 1)“Organic, Inorganic, Metallic N anotubular Materials”, Ed. by Shimizu T and Kijima T, Frontier Books (2008).
• 2)Shimizu T, Yuki Gousei Kagaku Kyoukaishi, 66, 229-239 (2008).
• 3)Shimizu T, Masuda M and Minamikawa H, Chem. Rev. 105, 1401-1443 (2005).
• 4)Shimizu T, Kogiso M and Masuda M, Nature 383, 487-488 (1996).
• 5)Matsui H and Gologan B, J. Phys. Chem. B 104, 3383-3386 (2000).

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機ナノチューブ ,  展開 ,  ペプチド ,  ナノチューブ ,  用途