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J-GLOBAL ID：201302247700850382   整理番号：13A0949529

生物活性ナノ構造コーティングしたポリテトラフルオロエチレンの構造と化学的性質に及ぼす予備イオン処理の影響

The effect of preliminary ion treatment on structure and chemical properties of polytetrafluoroethylene with a bioactive nanostructured coating

著者 (3件)： SHEVEYKO A. N. (National Univ. of Sci. and Technol. MISIS, Leninskii pr. 4, 119049, Moscow, RUS) ,  KIRYUKHANTSEV-KORNEEV Ph. V. (National Univ. of Sci. and Technol. MISIS, Leninskii pr. 4, 119049, Moscow, RUS) ,  SHTANSKY D. V. (National Univ. of Sci. and Technol. MISIS, Leninskii pr. 4, 119049, Moscow, RUS)
資料名： Protection of Metals and Physical Chemistry of Surfaces  (Protection of Metals and Physical Chemistry of Surfaces)
巻： 49  号： 3  ページ： 292-298  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： W1019A  ISSN： 2070-2051  CODEN： PTNMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)表面の構造と特性に及ぼす,Arイオンによる低エネルギー処理,Tiイオンの高エネルギー注入,それに続く生物活性ナノ構造Ti-Ca-P-C-O-Nコーティング処理の影響の比較研究を行った。PTFE上に蒸着したTi-Ca-P-C-O-Nコーティングの主な成分は,結晶子サイズが~20nmのチタン炭窒化物fcc相であることが分かった。PTFE表面のイオン処理によって,濡れ角は100°から128°へ増加する。平滑なPTFE表面へのTi-Ca-P-C-O-Nコーティングの蒸着によって,濡れ角は20°まで著しく減少する。一方,イオン注入した多孔質PTFE表面へのコーティングは,液滴の完全な拡がりと吸収をもたらした。Ti-Ca-P-C-O-NコーティングPTFEの電気化学的挙動の違いは,粗さと濡れ性の違いによって決定されることを示した。Copyright 2013 Pleiades Publishing, Ltd. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリテトラフルオロエチレン ,  表面構造 ,  *イオン注入 ,  生物活性 ,  ナノ構造 ,  蒸着 ,  結晶粒径 ,  *セラミック被覆 ,  チタン化合物 ,  炭化物 ,  窒化物 ,  *濡れ ,  接触角 ,  多孔性 ,  表面粗さ

分類 (3件)： ハロゲン含有重合体  (YH07100Z) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生物活性 ,  ナノ構造コーティング ,  ポリテトラフルオロエチレン ,  化学的性質 ,  イオン