文献
J-GLOBAL ID:201302247747001146   整理番号:13A1446355

熱エネルギー貯蔵用の電気スパンしたポリエチレングリコール/ポリ(dl-ラクチド)相変化極微細ファイバの形態と性能

Morphology and performances of electrospun polyethylene glycol/poly (dl-lactide) phase change ultrafine fibers for thermal energy storage
著者 (5件):
資料名:
巻: 117  ページ: 372-381  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: D0513C  ISSN: 0927-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
異なるPEG/PLA質量比(100/100,120/100,150/100,180/100,200/100)で,PLAが高分子母体,分子量8000のPEGが相変化動作成分であるポリエチレングリコール/ポリ(dl-ラクチド)(PEG/PLA)混合に基づく極微細相変化複合体ファイバを電気スピニング法で作成した。複合体ファイバの表面形態,組成,結晶化特性,熱特性と熱貯蔵/放出性能を,走査型電子顕微鏡法,Fourier変換赤外分光法,広角X線回折,DSC測定,熱重量測定分析と温度-時間曲線により系統的に調べた。得られた結果から,PEG/PLA質量比の変化100/100~200/100に対して,複合体ファイバが良好な形態を持ち,滑らかな表面と一様な直径分布をもつことが分かった。平均ファイバ直径は,PEG量の増加関数であった。複合体ファイバは利用可能な熱貯蔵能力をもち,融解エンタルピーは54.8J/g(PEG/PLA100/100)から74.7J/g(PEG/PLA200/100)に分布し,ファイバの劣化温度は320°C以上であった。複合体ファイバは,DSCサイクルテストから,期待される再利用性と熱的信頼性をもつことが分かり,熱処理後は形状安定特性,平衡した相変化特性と良好な熱貯蔵/放出特性をもつことが分かった。作成した相変化複合体ファイバは,熱エネルギー貯蔵と温度調節を目的とするスマート織物,医学的介護と電気素子の分野で潜在的応用性がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質  ,  エネルギー貯蔵 

前のページに戻る