抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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導波路を伝搬する波長多重光のうち所望の波長の光のみを光強度変調することができる導波光変調器を提案,検討している。提案する変調器ではTE
0モードとTE
1モードの2つの導波モードが利用される。入射導波光を2つの導波モードに分波し,TE
1モードのみ位相変調し,再び2つのモードを合波することで光強度変調を行う方式である。2つの導波モードに分波するためにTE
0モードとTE
1モードを結合効率50%で結合する分布ブラッグ反射器(DBR)を用いる。分波された各々の導波モードを反射させ,再び前記分波DBRで合波・結合させるため,さらに2種類のDBRを集積する。2種類の内の1つはTE
0モードとTE
0モードを結合し,もう1つはTE
1モードとTE
1モードを結合する。このような構造を取ることで,直線状導波路で干渉計を構成することができる。今回は電気光学ポリマーを用いた設計例が示されている。また,電気光学効果による屈折率変化の代わりにポリマーの熱光学効果を利用する試料を作製し,動作原理確認している。(著者抄録)