抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電動車両(EV)の普及促進と市場形成のためには,システムの基本的な性能,安全性の確保や,充電インフラ整備の国際規格の整備が不可欠で,IEC及びISOにおいて,様々な標準化プロジェクトが進行している。本稿では,EV用電池・充電に関する日本提案プロジェクトを中心に,最近の進捗を紹介する。EV用電池・充電関連の国際規格の審議は,IEC/TC69(電気自動車),IEC/TC21(二次電池),IEC/SC23H(工業用カプラ),ISO/TC22/SC21(電気自動車)を中心に行われている。日本自動車研究所(JARI)は,関連工業会との合意に基づき,EV用電池とEV充電用車両カプラの審議を担当している。現時点で4件(IEC62660-1,62660-2,62196-2,62576)が国際規格,1件(IEC/ISO PAS16898)が仕様書として発行されている。これらは性能,信頼性,誤用に関する試験方法を規定したものである。またIEC61851-23では,急速充電用のDC充電ステーションについて規定し,現在国際的に商品化されているのは,日本のCHAdeMO協議会のシステムのみである。