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J-GLOBAL ID：201302247821173353   整理番号：13A0054898

理論と実験法を用いプロトン性イオン液体の構造を明らかにする:Raman分光法とDFT計算によって解明したエチル-,プロピル-及びブチルアンモニウム硝酸塩

Unravelling the Structure of Protic Ionic Liquids with Theoretical and Experimental Methods: Ethyl-, Propyl- and Butylammonium Nitrate Explored by Raman Spectroscopy and DFT Calculations

著者 (5件)： BODO E. (Univ. Rome “La Sapienza”, ITA) ,  MANGIALARDO S. (Univ. Rome “La Sapienza”, ITA) ,  RAMONDO F. (Univ. L’Aquila, L’Aquila, ITA) ,  CECCACCI F. (Univ. Rome “La Sapienza”, ITA) ,  POSTORINO P. (Univ. Rome “La Sapienza”, ITA)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 116  号： 47  ページ： 13878-13888  発行年： 2012年11月29日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 個別プロトン性イオン液体(IL)の液相に関するRaman分光法と一緒にそれらのクラスタの気相構造解析を行った。ILはエチルアンモニウム,プロピルアンモニウム及びブチルアンモニウムの硝酸塩である。高品質のab initio(DFT)計算との比較よってRamanスペクトルの共鳴周波数の帰属と解釈を行った。理論的スペクトルは測定スペクトルと優れた一致をしており,ほぼすべてのスペクトル特性の解釈と帰属を可能にした。これらのILの振動周波数及び電子構造の注意深い解析は種々のスペクトル特性及びこのようなILに存在するかなり複雑な水素結合ネットワークに関する更なる情報を提供した。バルク相中の短距離局所配列における分子の幾何構造も提案した。

シソーラス用語： *アンモニウム化合物 ,  *硝酸塩 ,  *イオン液体 ,  クラスタ分子 ,  気相 ,  構造解析 ,  *分子構造 ,  短範囲規則度 ,  局所性 ,  *電子構造 ,  Ramanスペクトル ,  共振周波数 ,  振動数 ,  水素結合 ,  ネットワーク構造 ,  スペクトル線帰属 ,  ab initio法 ,  密度汎関数法 ,  基底関数系 ,  力の場 ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  Raman分光法 ,  プロトン性溶媒
準シソーラス用語： 共鳴周波数 ,  振動周波数 ,  短距離規則性 ,  分子の幾何構造 ,  密度汎関数理論

分類 (2件)： 融解塩  (CB05050R) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

物質索引 (3件)： ブチルアンモニウム ,  プロピルアンモニウム ,  硝酸エチルアンモニウム

タイトルに関連する用語 (8件)： 理論 ,  プロトン ,  イオン液体 ,  Raman分光法 ,  DFT計算 ,  ピル ,  ブチルアンモニウム ,  硝酸塩