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J-GLOBAL ID：201302248399243080   整理番号：13A1527803

複数の言語的特徴を用いた日本語述部の同義判定

Recognizing Semantically Equivalent Predicate Phrases Based on Several Linguistic Clues

著者 (6件)： 泉朋子 (NTT メディアインテリジェンス研) ,  泉朋子 (京大 大学院情報学研究科) ,  柴田知秀 (京大 大学院情報学研究科) ,  齋藤邦子 (NTT メディアインテリジェンス研) ,  松尾義博 (NTT メディアインテリジェンス研) ,  黒橋禎夫 (京大 大学院情報学研究科)
資料名： 自然言語処理  (Journal of Natural Language Processing)
巻： 20  号： 4  ページ： 539-561  発行年： 2013年09月13日 
JST資料番号： L3934A  ISSN： 1340-7619  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大量のテキストから有益な情報を抽出するテキストマイニング技術では,ユーザの苦情や要望を表す述部表現の多様性が大きな問題となる。本稿では,同じ出来事を表している述部表現をまとめ上げるため,「メモリを消費している」と「メモリを食っている」の「消費している」と「食っている」のような述部表現を対象に,異なる2つの述部が同義か否かを認識する同義判定を行う。述部の言語構造分析をもとに,「辞書定義文」,「用言属性」,「分布類似度」,「機能表現」という複数の言語知識を用い,それらを素性とした識別学習で同義判定を行った。実験の結果,既存手法に比べ,高い精度で述部の同義性を判定することが可能になった。(著者抄録)

シソーラス用語： *データマイニング ,  知識獲得 ,  *自然言語処理 ,  表現 ,  用語 ,  *同義語 ,  多様性 ,  言語学 ,  辞書 ,  *弁別学習 ,  評価試験 ,  精度 ,  テキストマイニング
準シソーラス用語： 言語構造 ,  言語知識 ,  *識別学習 ,  述部表現 ,  同義性 ,  用言

分類 (3件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  自然語処理  (JE06000L) ,  情報加工一般  (AC05010A)

引用文献 (36件)：

• BOND, F. Enhancing the Japanese WordNet. Proceedings of the 7th Workshop on Asian Language Resources, in Conjunction with ACL-IJCNLP 2009, Singapore. 2009, 1-8
• CHANG, C.-C. LIBSVM : A Library for Support Vector Machines. ACM Transactions on Intelligent Systems and Technology (TIST). 2011, 2, 3, 1-27
• CHIERCHIA, G. Meaning and Grammar : An Introduction to Semantics. 2000
• CURRAN, J. R. From Distributional to Semantic Similarity. Doctoral Dissertation, University of Edinburgh. 2004
• DAGAN, I. Similarity-Based Models of World Cooccurrence Probabilities. Machine Learning-Special Issue on Natural Language Learning. 1999, 34, 1-3, 43-69

タイトルに関連する用語 (3件)： 言語 ,  日本語 ,  述部