抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,携帯電話端末を使って,モバイル決済,交通機関利用,電子チケット等のサービスが本格化してきている。これらの高い安全性が要求されるサービスを携帯電話端末で受けるには,携帯電話端末に搭載されるUICC(Universal Integrated Circuit Card)のような耐タンパデバイスを活用することが重要である。しかし,サービス提供機関が携帯電話端末の耐タンパデバイスを活用するには,現状ではサービス提供機関ごとに多種多様な携帯電話のアプリケーション(携帯アプリ)を開発・運用する必要がある。また,今後は携帯電話端末のOSのオープン化が進むことが想定されるため,携帯アプリのセキュリティを確保する仕組みも必要となる。本研究では,上記のような現状の課題を解決するためのモバイルアクセス基盤システムを提案する。具体的には,サービス提供機関が耐タンパデバイスにアクセスする際に共通的に利用できるモバイルアクセスサーバ及び携帯電話端末上の共通アプリからなるモバイルアクセス基盤システムを検討し,開発及び性能評価を行う。(著者抄録)