抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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谷川岳南東麓の地質調査を行ない,主要花崗岩類につきモード組成を測定するとともに,これまで年代の不明であった2つの岩体のK-Ar年代を求めた。調査地域には基盤岩の蛇紋岩メランジ・みなかみ花崗閃緑岩・須田貝花崗岩・土合花崗閃緑岩,これらを覆って中新統とみられる大倉層・粟沢層・未詳新第三系および迦葉山溶結凝灰岩が分布し,鮮新世の谷川岳深成岩体が貫入する。谷川岳深成岩体に属する芝倉花崗閃緑岩はマチガ沢花崗斑岩およびグラノファイアーに貫かれている。K-Ar年代は全岩試料につき,みなかみ花崗閃緑岩が70.0±1.8Ma,マチガ沢花崗斑岩が2.71±0.17Maの測定値を得た。(著者抄録)