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J-GLOBAL ID:201302248888029768   整理番号:13A1745145

Ganoderma lucidumからのラッカーゼの生産を改良するための新しい膜表面液体共培養

A novel membrane-surface liquid co-culture to improve the production of laccase from Ganoderma lucidum
著者 (5件):
資料名:
巻: 80  ページ: 27-36  発行年: 2013年11月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しいバイオ膜表面液体共培養を開発し,ラッカーゼ生産を改良した。発酵ブロス中のグルコース制限がラッカーゼ分泌物を誘導した。Saccharomyces cerevisiaeにより生産された代謝産物がラッカーゼ活性の改良のための重要な原因であった。BSLCcによるラッカーゼ生産を成功裏に100lリアクターにスケールアップした。本稿では,ラッカーゼ発生者,Ganoderma lucidumを分離し,その形態特性と系統発生データに従って同定した。4000U/lと8500U/lのラッカーゼ活性を液内培養とバイオ膜表面液体培養(BSLC)により500mlフラスコ中で,それぞれ,得た。さらに,新しいバイオ膜表面液体共培養(BSLCc)をSaccharomyces cerevisiaeをリアクターに添加することにより開発し,発酵時間を短くし,ラッカーゼ生産を改良した。BSLCcにより得たラッカーゼの活性は23000U/lであり,液内培養とBSLCにより得たものの,それぞれ,5.8と2.7倍であった。さらに,BSLCcによるラッカーゼ生産を100lリアクターに成功裏にスケールアップし,38000U/lのラッカーゼ活性を8日で得た。BSLCcによりラッカーゼの過剰生産機構を代謝経路分析により調べた。その結果,発酵ブロス中のグルコース制限がラッカーゼの分泌物を誘導したことを示した。S.cerevisiaeの添加は一方ではグルコース制限状態の初期発生をもたらし,発酵時間を短くし,また発酵ブロス中に有機酸,エタノール,グリセロールおよびその他を含む酵母代謝産物を発生させ,ラッカーゼのポリアクリルアミドゲル電気泳動分析と酵素活性度検出により,これらの代謝産物がラッカーゼ活性の改良に寄与したことを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物酵素の生産  ,  培養工学一般 
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