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J-GLOBAL ID：201302248893635110   整理番号：13A0748588

通電電流の変動が激しい高電圧海底XLPEケーブルに使用する材料の選択

Material considerations for submarine high voltage XLPE cables for dynamic applications

著者 (5件)： SONERUD B. (Nexans Norway AS, Berg i ostfold, NOR) ,  EGGERTSEN F. (Nexans Norway AS, Berg i ostfold, NOR) ,  NILSSON S. (Nexans Norway AS, Berg i ostfold, NOR) ,  FURUHEIM K.M. (Nexans Norway AS, Berg i ostfold, NOR) ,  EVENSET G. (Nexans Norway AS, Berg i ostfold, NOR)
資料名： Annual Report. Conference on Electrical Insulation and Dielectric Phenomena  (Annual Report. Conference on Electrical Insulation and Dielectric Phenomena)
巻： 2012  ページ： 890-893  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0693A  ISSN： 0084-9162  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 洋上風力発電設備と陸上を連絡する通電電流の変動が激しい高電圧海底XLPEケーブルの設計においては,防水設計に対して通電電流の変化に伴う繰返し機械応力に耐える材料が要求される。通常の高電圧海底ケーブルでは,径方向防水に溶融温度が低い鉛が用いられるが,鉛は耐疲労性が劣り,使用できないため,連続溶接銅シースが用いられており,また非金属材料の適用についても検討が進められ有望な結果が得られている。中圧海底ケーブルでは,若干の水分侵入を許し,適切なシースおよび膨潤テープの選択によって絶縁物への水分侵入を遅らせるとともに,絶縁物の水トリー発生を抑制するなどの方策が採られている。この場合,海底敷設による圧縮力は水トリーの発生を抑制するが,張力は発生を加速するとされている。さらに,DCケーブルにおいては,空間電荷の影響を考慮する必要がある。本文では,このような通電電流の変動が激しい高電圧海底XLPEケーブルに適用する材料の選択における配慮事項について解説した。

シソーラス用語： 電流変動 ,  高電圧 ,  *海底ケーブル ,  *電力ケーブル ,  XLPE ,  *風力発電 ,  海上発電所 ,  電気設計 ,  防水 ,  繰返し荷重 ,  *絶縁材料 ,  水トリー ,  空間電荷 ,  *絶縁体

分類 (2件)： 絶縁材料  (NA04030W) ,  電線・ケーブル  (NA05020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 通電 ,  高電圧 ,  海底 ,  XLPE ,  ケーブル