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J-GLOBAL ID：201302248945777440   整理番号：13A0854546

S0及びS1電子状態におけるポルフィセンの振動 超音速ジェット中の単一振電準位分散蛍光研究

Vibrations of porphycene in the S₀ and S₁ electronic states: Single vibronic level dispersed fluorescence study in a supersonic jet

著者 (4件)： MENGESHA Ephriem T. (Inst. of Physical Chemistry, Polish Acad. of Sciences, Kasprzaka 44, 01-224 Warsaw, POL) ,  SEPIOL Jerzy (Inst. of Physical Chemistry, Polish Acad. of Sciences, Kasprzaka 44, 01-224 Warsaw, POL) ,  BOROWICZ Pawel (Inst. of Physical Chemistry, Polish Acad. of Sciences, Kasprzaka 44, 01-224 Warsaw, POL) ,  WALUK Jacek (Inst. of Physical Chemistry, Polish Acad. of Sciences, Kasprzaka 44, 01-224 Warsaw, POL)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 138  号： 17  ページ： 174201-174201-14  発行年： 2013年05月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超音速ジェット単離ポルフィセンを,基底状態及び最低電子励起状態の幾何分子構造と振動構造の量子力学計算と組合せてのレーザ誘起蛍光励起,単一振電準位蛍光,並びにスペクトルホールバーニングの技術を用いて研究した。ポリフィセンは,電子吸収及び発光によりトンネリング分裂として認められるように対称二重井戸ポテンシャルにおけるコヒーレント二重水素トンネリングに対してモデル化した。その結果は,S0及びS1電子状態における低振動数モードの信頼し得る帰属へと導く。トンネリング分裂の値は,基底状態振動準位に対して決定された。互変異性駆動の2Agモードの場合,トンネリング分裂の値は振動量子数の増大とともに著しく増大する。モード結合は,二ないしそれ以上の振動の共存に対して得られるトンネリング分裂の異なった値により例示される。最後に,種々の振動準位への励起または発光に認められる2Agトンネリング二重項の成分に対して相対的に強いパターンの交替は,核波動関数の(+)または(-)組合せに対応する準位のエネルギー順序は偶または奇振動量子数に対して異なることを示唆する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 基底状態 ,  励起状態 ,  電子遷移 ,  分子構造 ,  超音速ジェット ,  *窒素複素環化合物 ,  大環状化合物 ,  状態 ,  振電相互作用 ,  ホールバーニング ,  蛍光分光法 ,  電子吸収スペクトル ,  トンネル効果 ,  スペクトル線分裂 ,  井戸型ポテンシャル ,  互変異性 ,  *分子振動 ,  振動スペクトル ,  *蛍光スペクトル ,  構造異性
準シソーラス用語： レーザ誘起蛍光法 ,  振電状態

分類 (2件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

物質索引 (1件)： ポルフィセン

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子状態 ,  ポルフィセン ,  超音速ジェット ,  蛍光 ,  研究