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J-GLOBAL ID：201302248973037761   整理番号：13A0054757

コンクリート技術者の挑戦-不易流行の観点から-/2.要素技術に見られる不易流行 運搬,打込みおよび締固め

著者 (1件)： 栗田守朗 (清水建設 技研)
資料名： コンクリート工学  (Concrete Journal)
巻： 51  号： 1  ページ： 82-85  発行年： 2013年01月01日 
JST資料番号： S0301A  ISSN： 0387-1061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土木のコンクリートの運搬,打込み,締固め等の施工に関する技術について,変遷を概括する。土木学会コンクリート標準示方書の第1版は昭和6年に出版された。平成11年版では,施工編が性能照査型となり,また施工性能の概念が提示された。運搬技術では,昭和6年の示方書に「桶卸し(現行のシュート)」の記述がある。昭和31年の改訂で初めてコンクリートポンプが目次に現れた。打込み・締固め技術では,昭和6年の「搗固め」が,昭和11年に「突固め」になり,昭和15年に「締固め」になった。コンクリートの施工性能として,材料分離,練混ぜから打終わるまでの時間,許容打重ね時間間隔,締固め作業高さ,についての変遷を述べた。

シソーラス用語： 土木構造物 ,  *コンクリート ,  *運搬 ,  *コンクリート打ち ,  *コンクリート締固め ,  建設技術 ,  経時変化 ,  コンクリートポンプ ,  起振機 ,  固液分離 ,  混練 ,  作業時間 ,  打継 ,  高さ ,  レディミクストコンクリート ,  仕様書
準シソーラス用語： バイブレータ ,  コンクリート標準示方書

分類 (1件)： コンクリート工事  (RA07040G)

引用文献 (11件)：

• 國分正胤. 土木におけるコンクリート施工の移り変わり. コンクリート工学. 1980, 18, 5
• 岡田清. 土木における練りまぜ・締固め・養生方法の移り変わり. コンクリート工学. 1981, 19, 5
• 横須賀誠一. 教室 コンクリート技術の歴史, 第2回 運搬・打込み工法の変遷. コンクリート工学. 1992, 30, 5
• 万木正弘. コンクリートの施工技術と長寿命化(土木). コンクリート工学. 2002, 40, 5
• 松岡康訓. 現状と展望(土木). コンクリート工学. 2004, 42, 9

タイトルに関連する用語 (6件)： コンクリート ,  流行 ,  観点 ,  要素技術 ,  運搬 ,  締固め