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J-GLOBAL ID:201302249037193367   整理番号:13A1383971

漢式鏡の化学的研究(3)-鉛同位体比法に鉛モデル年代の導入を提案する-

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号: 63  ページ: 1-27  発行年: 2012年08月30日 
JST資料番号: L5486A  ISSN: 0288-5964  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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鉛同位体比法による年代推定には,208Pb/206Pb vs.207Pb/206Pbの二次元図(A式図)と207Pb/204Pb vs.206Pb/204Pbの二次元図(B式図)が使用されている。B式図は地球化学で常用されていて,鉛同位体比が地球誕生からどの様に変化するのかを理論的に表す図で,鉱床年代も鉛同位体比の時間変化(成長)に関係する諸因子が分かれば原理的には推定できる。ここではB式図の年代学的な意味を明確にし,地球化学では理論化されているが,応用されていない鉛モデル年代を独自の視点で考慮し,韓式鏡に応用した。鉛同位体比の多段階成長モデルから,独自の二段階成長モデルを提案した。すなわち地球形成時にマントルに存在した鉛は閉鎖系で成長するが,ある時期にマントルに変動が起こり,閉鎖系が崩れ,マントル物質が分化するモデルを提案した。ここでμ(ウランと鉛の存在比)をパラメータとしてモデルを設定している。閉鎖系のμをμ1,分化後のμをμ2として,これについて考察した。日本,朝鮮半島,中国の鉛鉱石から求められるモデル年代を地質構造体の年代と比較して矛盾がない事を確認した。そこで漢代の鏡に応用し,三角縁神獣鏡は後漢の鏡であり,神岡鉱山とは関係ないことを示した。
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