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J-GLOBAL ID：201302249307129208   整理番号：13A0021584

非ステロイド系抗炎症薬の薬理遺伝学

Pharmacogenetics of nonsteroidal anti-inflammatory drugs

著者 (3件)： WYATT JE (East Tennessee State Univ., TN, USA) ,  PETTIT WL (East Tennessee State Univ., TN, USA) ,  HARIRFOROOSH S (East Tennessee State Univ., TN, USA)
資料名： Pharmacogenomics Journal  (Pharmacogenomics Journal)
巻： 12  号： 6  ページ： 462-467  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W1383A  ISSN： 1470-269X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトゲノム計画の完了により,患者個人に遺伝子に基づいた投薬についての研究が容易に行われるようになった。遺伝子変異は広い範囲で薬物動態に影響を及ぼし,その結果,個人によって薬物の効果や毒性が異なることになる。薬理遺伝学は,患者それぞれの遺伝子情報に基づいた薬物療法の最適化を行うものである。非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)は世界中で広く利用されている。NSAIDsはシクロオキシゲナーゼを阻害し,アラキドン酸からプロスタグランジンが合成されるのを阻害することにより,抗炎症作用を示す。副作用は胃腸障害や腎異常などである。今回,様々なNSAIDsの薬物代謝酵素の変異について述べた。患者が重大な有害事象を避けながら大きな効果が得られるために,薬理遺伝学が一つのツールとして用いられていくことが求められる。

シソーラス用語： *非ステロイド系消炎薬 ,  *遺伝学 ,  *薬理学 ,  *薬物動力学 ,  遺伝子変異 ,  薬物療法 ,  シクロオキシゲナーゼ ,  酵素阻害 ,  *薬物代謝酵素 ,  プロスタグランジン ,  消炎作用 ,  副作用 ,  胃腸疾患 ,  腎臓病 ,  不飽和脂肪酸 ,  ポリエン
準シソーラス用語： シクロオキシゲナーゼ2 ,  胃腸障害 ,  *薬理遺伝学

分類 (2件)： 消炎薬の基礎研究  (GW15010T) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

物質索引 (1件)： アラキドン酸

タイトルに関連する用語 (2件)： 非ステロイド系抗炎症薬 ,  薬理遺伝学