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J-GLOBAL ID：201302249689222547   整理番号：13A1877107

初期燃焼速度に着目した最小点火エネルギーの当量比依存性に関する研究

A Study on Equivalence-Ratio Dependence of Minimum Ignition Energy Based on Initial Burning Velocity

著者 (4件)： 村瀬英一 (九大 大学院工学研究院) ,  森上修 (九大 大学院工学研究院) ,  橋本英樹 (九大 大学院工学研究院) ,  松崎伊生 (日産自動車)
資料名： 日本機械学会論文集 B編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B (Web))
巻： 79  号： 805  ページ： 1839-1847 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0183A  ISSN： 1884-8346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,炭化水素・空気混合気の容量火花放電による点火実験において,最小点火エネルギーおよび初期燃焼速度の当量比依存性を調べた。その結果,火炎核生成時の初期燃焼速度の当量比依存性は,一般的な層流燃焼速度のそれとは異なることがわかった。これは,火炎核生成初期では火炎の曲率が非常に大きく,ルイス数効果による影響を大きく受けるためであると考えられる。また,最小点火エネルギーの当量比依存性は初期燃焼速度の当量比依存性に従うことがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 火花点火機関 ,  着火 ,  エネルギー ,  比率 ,  依存性 ,  火花放電 ,  炭化水素 ,  空気 ,  *混合気体 ,  *燃焼速度 ,  実験
準シソーラス用語： *最小点火エネルギー ,  当量比 ,  *当量比依存性 ,  *初期燃焼速度 ,  点火実験

分類 (1件)： 火花点火機関  (PB02020C)

引用文献 (9件)：

• (1) Lewis B. and von Elbe G., Combustion Flames and Explosions of Gases, 3rd Ed., (1987), Academic Press
• (2) 津江光洋,河野通方,“可燃性混合気の火花点火過程に関する数値シミュレーション”,日本燃焼学会誌,Vol. 48, No. 145 (2006), pp. 257-264.
• (3) Yuasa T., Kadota S., Tsue M., Kono M., Nomura H. and Ujiie Y., “Numerical Simulation of Composite Spark Ignition Process in a Methane-Air Mixture”, Proceedings of the 5th International Symposium on Diagnostics and Modeling of Combustion in Internal Combustion Engines (COMODIA 2001), (2001), pp. 337-342.
• (4) 河野通方,“点火・着火・発火”,第43回燃焼シンポジウム講演論文集,(2005), pp. S2-S5.
• (5) 中谷辰爾,羽鳥和夫,津江光洋,河野通方,瀬川大資,角田敏一,“メタン/空気混合気の火花点火過程における初期火炎核形成過程に関する数値計算”,日本機械学会論文集B編,Vol. 73, No. 732 (2007), pp. 1745-1752.

タイトルに関連する用語 (7件)： 初期 ,  燃焼速度 ,  着目 ,  最小点火エネルギー ,  当量比 ,  依存性 ,  研究