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J-GLOBAL ID：201302249950914966   整理番号：13A1502554

環をつくる,環がつくる高分子の化学

著者 (1件)： 尾池秀章 (東京農工大 大学院工学研究院)
資料名： 化学と教育  (Chemistry & Education)
巻： 61  号： 9  ページ： 440-441  発行年： 2013年09月20日 
JST資料番号： G0942A  ISSN： 0386-2151  CODEN： KAKYEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大環状化合物や環状重合体は,さまざまな特異的性質や機能の発現が期待できる。環構造の合成では,反応性官能基間へのイオン結合などの非共有結合性相互作用の導入やカップリング剤を用いない分子末端官能基の直接結合法などが既に提案されている。近年では,小環状化合物に,環拡大反応によりモノマーを徐々に挿入して方法が注目されている。ここでは,それら環構造の合成の具体例を例示した。更には,分子同士が相互に拘束されながらもある程度自由で運動できる「知恵の輪」のような材料も取り上げた。

シソーラス用語： *大環状化合物 ,  *高分子 ,  *重合体 ,  効果 ,  化学合成 ,  分子構造 ,  環拡大反応 ,  分子モデル ,  分枝重合体 ,  位相幾何学 ,  機能性高分子
準シソーラス用語： *環状ポリマ ,  末端基効果 ,  トポロジー

分類 (2件)： 重合反応一般  (CG04010H) ,  シクロファン,カテナン,ロタキサン,カリキサレン,ノット(三つ葉結び目)  (CF06120M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 環 ,  高分子 ,  化学