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J-GLOBAL ID:201302250368295095   整理番号:13A1479691

西北中国,タリム盆地における良里塔格層の異なる堆積環境とその炭酸塩貯留層発達への影響

Distinct sedimentary environments and their influences on carbonate reservoir evolution of the Lianglitag Formation in the Tarim Basin,Northwest China
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号: 10  ページ: 1641-1655  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2577A  ISSN: 1674-7313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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上部オルドビス紀良里塔格層炭酸塩岩は西北中国,タリム盆地の重要な油ガス貯留層であり,様々な油田の中で著しく異なる貯留層特性を有する。上記の炭酸塩貯留層対比の事例地域として,塔河と塔中の各油田を,生層序,生痕骨格,コア,薄片,検層,ストロンチウム同位体の総合解析を通じて,本研究に対して選んだ。本研究によると,その二つの地域はそれぞれ良里塔格層堆積期に異なる炭酸塩台地に関係付けられた。良里塔格層に対し,五つの四次シ-ケンスは塔中に区分され,一方,四つの四次シーケンスだけが塔中で観察された下部に相当する塔河に保存されている。塔河の良里塔格層炭酸塩台地は,斜面そして/あるいは弱い縁どられたタイプが特徴付け,低い堆積速度(37μm/年),かなり高い全岩砕屑物含量,炭酸塩マトリクスのかなり高い87Sr/86Sr同位体比を伴い,炭酸塩堆積に対する比較的深部の水環境と顕著な陸源供給を示した。しかしながら,強く縁どられた炭酸塩台地が塔中で発達し,250m/年の高い堆積速度と低い全岩砕屑物含有量を伴い,高エネルギー堆積環境を示した。上述の堆積環境の違いのために,塔中では,高エネルギー相は乏しいが炭酸塩の比較的強い同時堆積(初期続成)が塔河で発達し,至る所に高エネルギー礁と浅瀬相があり,地面への頻発する露出と炭酸塩の弱い同時堆積海水膠化を伴った。したがって,塔河の良里塔格層炭酸塩岩では一次細孔は非常に希に生じ,一方,多くの一次細孔は塔中の同じ岩質層序ユニット(No.1断層帯)で保存された。得られる高エネルギー礁-浅瀬相と初期続成作用は,保存された多くの一次細孔を伴い,塔中で多く生じた良里塔格層炭酸塩に対する重要な物質源を与えた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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堆積環境,層相  ,  石油・ガス鉱床 

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