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J-GLOBAL ID：201302250471731782   整理番号：13A0661349

ネナシカズラ属(ヒルガオ科)間のプラスチドゲノムの進化:Grammica亜属内の2つのクレードは広範囲な遺伝子欠損を示す

Plastid genome evolution across the genus Cuscuta (Convolvulaceae): two clades within subgenus Grammica exhibit extensive gene loss

著者 (3件)： BRAUKMANN Thomas (Univ. Toronto Mississauga, ON, CAN) ,  KUZMINA Maria (Univ. Toronto Mississauga, ON, CAN) ,  STEFANOVIC Sasa (Univ. Toronto Mississauga, ON, CAN)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 64  号： 4  ページ： 977-989  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ネナシカズラ属(ヒルガオ科)は約200種を含む寄生植物である。この属のプラスチドゲノムの進化については知られていなかった。サザンハイブリダイゼーション法によって,本属のプラスチドのゲノム成分を比較した。ネナシカズラ属のうち半数以上の種をサンプリングし,蛋白質コーディング遺伝子由来の56プローブを用いた。その結果,Grammica亜属内の2クレード(OとK)が他のネナシカズラ属の植物と比較してより多くの遺伝子欠損を示した。Oクレードとは異なり,Kクレードの遺伝子欠損は系統発生的に進化している。Kクレードは本属植物のプラストーム減少を研究するために都合が良い。これら2つのクレードのプラスチドの遺伝子欠損は光合成を完全に行わなくなった結果であるという仮説を立てる。ネナシカズラ属内の光合成欠損とプラストーム減少を評価するために本タクサを用いることができる。

シソーラス用語： ヒルガオ科 ,  *色素体 ,  遺伝子欠損 ,  寄生植物 ,  *分子進化 ,  サザンブロット法 ,  生物分類 ,  系統発生 ,  光合成 ,  *ネナシカズラ属 ,  ゲノム ,  従属栄養
準シソーラス用語： Grammica ,  クレード ,  *ゲノム進化 ,  サザンハイブリダイゼーション ,  *プラスチド ,  プラストーム

分類 (3件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  遺伝的変異  (EC01030Y) ,  植物分類学  (EH01030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： ネナシカズラ属 ,  ヒルガオ科 ,  進化 ,  クレード ,  遺伝子欠損