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J-GLOBAL ID：201302250560293764   整理番号：13A1844172

炭素物質への磁場効果-活性炭骨格とカーボンナノチューブの構造制御-

著者 (3件)： 浜崎亜富 (信州大 理) ,  坂口あゆみ (信州大 理) ,  尾関寿美男 (信州大 理)
資料名： 表面(表面談話会・コロイド懇話会)  (Reviews and Topics on Surface Science & Technology Avant-Garde)
巻： 51  号： 5  ページ： 253-272  発行年： 2013年05月01日 
JST資料番号： G0745A  ISSN： 0367-648X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,炭素物質,磁気配向の炭素物質への適用について述べた後,炭素物質調製環境の構築(強磁場発生,磁場中における高温発生,磁場中電気炉システムの構築),活性炭への磁場効果(活性炭の調製方法と構造評価,活性炭前駆体への磁場効果,そのメカニズム,吸着特性からみる磁場効果,カーボンナノチューブ成長過程への磁場効果)について記述した。炭素物質を過熱調製するとき,炭素結晶子のようにある程度の構造が存在する場合,流動性のある液相を経由させれば,結晶子を磁気配向させることができる。等の結果を得た。

シソーラス用語： 炭素 ,  *磁場効果 ,  活性炭 ,  骨格 ,  *カーボンナノチューブ ,  強磁場 ,  電気炉 ,  *構造制御 ,  炭素質物質
準シソーラス用語： 炭素物質

分類 (2件)： 熱処理技術  (WC03020T) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

引用文献 (45件)：

• R.Saito, G. Dresselhaus. M. S. Dresselhaus, Physical Properties of Carbon Nanotubes, Imperial College Press, London, (1998).
• A. F. Hebard, M. J. Rosseinsky, R. C. Haddon, D. W. Murphy, S. H. Glarum, T. T. M. Palstra, A. P. Ramirez, A. R. Kortan, Nature, 350, 600 (1991).
• 安部郁夫,“炭素”,225,373(2006).
• 田中一義,東原秀和,篠原久典,“炭素学”,化学同人,(2011).
• S. Nagakura, H. Hayashi, T. Azumi, Dynamic Spin Chemistry, Kodansha-Wiley, Tokyo, New Tork, (1998).

タイトルに関連する用語 (6件)： 炭素物質 ,  磁場効果 ,  活性炭 ,  骨格 ,  カーボンナノチューブ ,  構造制御