文献

J-GLOBAL ID：201302250563540304   整理番号：13A1875050

高速オンチップニューロン結合アッセイの為のナノ体積液滴のパターニング

Nano-volume drop patterning for rapid on-chip neuronal connect-ability assays

著者 (6件)： PETRELLI Alessia (Instituto Italiano di Tecnologia, Geneva, ITA) ,  MARCONI Emanuele (Instituto Italiano di Tecnologia, Geneva, ITA) ,  SALERNO Marco (Instituto Italiano di Tecnologia, Geneva, ITA) ,  TONELLI Davide De Pietri (Instituto Italiano di Tecnologia, Geneva, ITA) ,  BERDONDINI Luca (Instituto Italiano di Tecnologia, Geneva, ITA) ,  DANTE Silvia (Instituto Italiano di Tecnologia, Geneva, ITA)
資料名： Lab on a Chip  (Lab on a Chip)
巻： 13  号： 22  ページ： 4419-4429  発行年： 2013年11月21日 
JST資料番号： W2330A  ISSN： 1473-0197  CODEN： LCAHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,生体外でのニューロン研究としてラボオンチップ法が発展して,Alzheimer病などの病気に関連するニューロンの神経回路の形態学的研究に利用されている。本論文では,ニューロンの突起成長とニューロン間の物理的結合を高速で定量化するオンチップアッセイを報告する。この手法は細胞の非粘着性の層の中に細胞粘着プロモーターのスポット配列パターンの細胞培養基層を定着させるものである。これにより神経細胞をスポットに粘着させるが,神経突起がスポットの間の周辺を探索する能力は残すものである。この為にナノ体積の液滴を用いた。これによるパターンニングの方法を図とともに解説した。パターンの形,断面を光学顕微鏡写真で示した。げっ歯類の胎児の脳の海馬のニューロンを用意し,パターン化した培養基層で培養した。神経突起の成長の有様を蛍光イメージ写真で示した。スポット間隔距離の影響を調べ,結合力度を測った。本方法により設定された手法で神経細胞の突起の結合力度を決定する可能性が開かれた。

シソーラス用語： *パターン形成 ,  *ニューロン ,  装置 ,  軸索 ,  *ナノ構造 ,  *液滴 ,  齧歯類 ,  迅速分析 ,  *免疫学的試験
準シソーラス用語： *ナノパターニング ,  ラボオンチップ ,  神経細胞 ,  神経突起 ,  *ナノ液滴

分類 (1件)： バイオアッセイ  (EA03060N)

タイトルに関連する用語 (6件)： オンチップ ,  ニューロン ,  結合アッセイ ,  体積 ,  液滴 ,  パターニング