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J-GLOBAL ID:201302250641921956   整理番号:13A1198028

電界紡糸ポリカプロラクトン/ゼラチンナノファイバーの構造および形態

Structure and morphology of electrospun polycaprolactone/gelatine nanofibres
著者 (5件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 2052-2061  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリカプロラクトン(PCL)とゼラチン(Ge)のブレンドは,再生医療戦略にとり有効な材料であるが,様々な条件およびポリマー重量比で電界紡糸した。得たサブミクロンサイズの繊維のモルフォロジー,超分子構造ならびに機械的性質を,電界紡糸条件およびPCL/Ge重量比と関連付けて分析した。純粋PCLと比較して,Ge添加により,繊維径の大幅な低下,および最終的には繊維モルフォロジーの変化をもたらした。回転ドラムに収集した並列化繊維では,PCL結晶の優先的分子配向を見出だせた。Ge含有量の増加に伴い,分子配向の一般的な低下を観察した。加えて,Ge含有量へのポリカプロラクトン結晶度の特異的依存性があり,示差走査熱量測定(DSC)および広角X線散乱(WAXS)測定より,低Ge濃度(20%)で最大となったことが分かった。その傾向は,PCL,ゼラチンおよび水を含む系での疎水性相互作用により説明でき,無極性PCL分子の結晶化に対して更なる駆動力となった。研究したブレンド系中での水の存在は,熱重量分析(TGA)を用い,実験的に確認した。一軸引張試験により測定した不織布のYoung弾性率より,両ポリマーの剛性の加算効果および優先分子配向の影響が明らかになった。更に,Geの生体ポリマー代替としてコラーゲン(Col)を用い実験を行った。WAXSより,ブレンド繊維中でのColの非晶質構造が明らかになり,溶媒としてのヘキサフルオロイソプロパノールの影響下で,コラーゲンがゼラチンに変性する強い傾向があることが分かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  紡糸・製糸一般 
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