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J-GLOBAL ID:201302250733397714   整理番号:13A1196346

アルケン求核性を有するキノンモノアセタールのBroensted酸制御[3+2]カップリング反応:ベンゾフラン類構築のためのペルフルオロ化酸類と水素結合ドナーの触媒系

Bronsted Acid-Controlled [3 + 2] Coupling Reaction of Quinone Monoacetals with Alkene Nucleophiles: A Catalytic System of Perfluorinated Acids and Hydrogen Bond Donor for the Construction of Benzofurans
著者 (5件):
資料名:
巻: 78  号: 11  ページ: 5530-5543  発行年: 2013年06月07日 
JST資料番号: C0328A  ISSN: 0022-3263  CODEN: JOCEAH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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キノン類は環を構成する全ての炭素原子が求電子性であるという,きわめてユニークな分子群である。さらに自然界に普遍的に存在し,商業および工業化学品に頻繁に含まれている。ここでは,効率的にBroensted酸で制御した,キノンモノアセタール(QMA)と求核アルケンとの新規[3+2]カップリング反応法を開発したので報告した。この新しい反応法は,特定の酸助触媒であるペルフルオロ化酸類と,溶媒としてフッ素化アルコールを使用するのが特徴であり,温和な条件下で高収率のカップリング反応が進行することが分かった。試験結果から,この反応はペルフルオロテレフタル酸を少量使用するだけで,簡単に入手可能な基質を用いて酸制御した位置選択性合成を行うことが可能なため,実用上極めて魅力的なカップリング法であると考えた。
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分類 (3件):
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フランの縮合誘導体  ,  付加反応,脱離反応  ,  触媒の調製 
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