文献

J-GLOBAL ID：201302250868074966   整理番号：13A0840268

アルカリ前処理および添加剤として尿素によるセルロースIのセルロースIIへの多形転移

Polymorphic transformation of cellulose I to cellulose II by alkali pretreatment and urea as an additive

著者 (3件)： GUPTA P.k. (Centre for Advanced Studies in Chemistry of Forest Products, Forest Res. Inst., P.O. New Forest, Dehra Dun 248006, IND) ,  UNIYAL Vanshi (Centre for Advanced Studies in Chemistry of Forest Products, Forest Res. Inst., P.O. New Forest, Dehra Dun 248006, IND) ,  NAITHANI Sanjay (Cellulose and Paper Div., Forest Res. Inst., P.O. New Forest, Dehra Dun 248006, IND)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 94  号： 2  ページ： 843-849  発行年： 2013年05月15日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 添加剤として尿素の有無下NaOHで処理した綿リントに関して研究したセルロースIからセルロースII多形への結晶構造転移に及ぼす影響を広角X線回折分析により解析した。NaOH濃度を増して処理した綿リントは15重量%でセルロースIからセルロースII多形への突然の転移を示した。しかし,15重量%のNaOH濃度と共に添加剤として5重量%の尿素を用いた場合,転移の大きさは大幅に減少した。結晶度指数はNaOHの濃度の増加と共に徐々に減少を示した。結晶度指数は尿素の添加または無添加でNaOHの濃度の増加と共に徐々に減少を示したが,尿素の添加にもかかわらず,さらに多くのわずかな転移を観察した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： リント ,  *セルロース ,  *アルカリ処理 ,  多形 ,  *多形転移 ,  前処理 ,  添加物効果 ,  結晶度 ,  結晶構造 ,  X線回折 ,  生体高分子 ,  ウレア化合物

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  繊維物理  (YM02020S)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (7件)： アルカリ ,  前処理 ,  添加剤 ,  尿素 ,  セルロースI ,  セルロースII ,  多形転移