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J-GLOBAL ID:201302250890657070   整理番号:13A0153406

ヒト腎臓細胞系において発現されるヒト組換インターロイキン-17Aの予想外のムチン型O-グリコシル化及びホスト特異N-グリコシル化

Unexpected mucin-type O-glycosylation and host-specific N-glycosylation of human recombinant interleukin-17A expressed in a human kidney cell line
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巻: 87  号:ページ: 27-34  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Tヘルパー細胞由来のサイトカイン,インターロイキン-17A(IL-17A)は34-38kDaの可変的グリコシル化ジスルフィド結合したホモ二量体である。そのポリペプチド単量体はAsn68に標準のN-グリコシル化部位を含有し,ヒト組換えIL-17Aは,メリチンシグナル配列とN末端ヘキサヒスチジン標識を持つ融合蛋白質として,ヒト腎臓(HEK293)細胞で発現される時,部分的にN-グリコシル化された。トリプシン性N-グリコペプチド63-69のOrbitrap質量分析の結果,N-グリコシル化は培養腎臓細胞系のGalNAc末端型の特性を持った。IL-17A単量体の質量スペクトルは非グリコシル化及びN-グリコシル化ポリペプチドのそれぞれの質量から+948Daシフトしたピークを包含した。これらはムチン様構造-GalNAc(-NeuNAc)-Gal-NeuNAcをもつThr26の予測不可能な部分的O-グリコシル化によった。同一のO-グリコシル化は,異なるN末端配列を持つが,HEK293細胞で発現される商業的に供給された組換えIL-17Aにも見られた。それ故,腎臓宿主細胞系は組換えIL-17AにおけるN-グリコシル化の特徴的パターンを課すのみならず,T細胞由来のサイトカインに存在しないと思われているO-グリコシル化を追加的に作成した。組換え蛋白質発現に対する哺乳類宿主細胞系は生成物のN-グリコシル化の特徴的パターンを一般に課すが,本研究は,宿主が普通は恐らくO-グリコシル化されない蛋白質を,どの様に予期せずにO-グリコシル化するかを例証した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  サイトカイン 

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