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J-GLOBAL ID:201302250909791970   整理番号:13A0991553

食品包装用の古紙系板紙の安全性の可能な移動物質の包括的分析による保証は,非現実的である

Assurance of safety of recycled paperboard for food packaging through comprehensive analysis of potential migrants is unrealistic
著者 (2件):
資料名:
巻: 1293  ページ: 107-119  発行年: 2013年06月07日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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乾燥食品の包装に利用される板紙中の健康に影響する可能性のある成分の定量法を古紙系板紙の試料に適用した。板紙中での0.1mg/kgの検出限界から,0.01mg/kgの食品中での検出限界を誘導して方法が特定された。板紙からの抽出物を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって7画分に予備分離してからオンラインでガスクロマトグラフィー-炎イオン化検出(GC-FID)に移動した。クロマトグラムは,毒性関連濃度で食品に移動する材料の高度の複雑性を視覚化する。新鮮な板紙からごく少数の物質が検出されたので,多くの物質がリサイクル過程で供給された化学品である。4種のメーカーの回収板紙間で,原料が変動するために,顕著な変動が観察された。包括的2次元GC(GC×GC)-飛行時間型質量分析(TOF-MS)を利用して検出限界以上の量の乾燥食品中に移動する十分な揮発性をおそらく持つ250種以上の物質がカウントされた。リスク管理者への3つのメッセージよって本研究を結論付ける。即ち,(1)多くの潜在的移動成分が適切に評価されておらず,同定もされていないので,EU規則1935/2004の条項3によって要求される安全性は確認されていない,(2)食品に移動する可能な物質の0.01mg/kg以上の濃度の数は,あまりにも多いので制御下でもたらされる数を把握できない,(3)食品への移動を低減するバリアは,食品中で0.01mg/kg以下の濃度の2,3の知られている物質を除いて,板紙製品の寿命を100倍にしてすべての物質の移動が引き留められる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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有機化合物の各種分析  ,  食品の汚染  ,  紙・紙製容器の性質・試験 

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