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J-GLOBAL ID:201302250989848560   整理番号:13A1319007

乾癬患者におけるアシトレチン単独,またはソラレン紫外線Aまたは狭帯域紫外線B療法との併用におけるアシトレチンの細胞毒性および遺伝毒性作用

Cytotoxic and genotoxic effects of acitretin, alone or in combination with psoralen-ultraviolet A or narrow-band ultraviolet B-therapy in psoriatic patients
著者 (16件):
資料名:
巻: 753  号:ページ: 42-47  発行年: 2013年04月30日 
JST資料番号: W2380A  ISSN: 1383-5718  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アシトレチンは,中等度および重度の乾癬を治療するため,単独またはPUVA (ソラレン+UVA)または狭帯域紫外線B(NBUVB)との併用で現在使用されている。しかし,これらの治療の潜在的な遺伝毒性/発癌性リスクおよび細胞増殖抑制/細胞毒性作用についてはほとんど知られていない。著者らの目的は,アシトレチン,アシトレチン+PUVAまたはアシトレチン+NBUVBにより12週間治療した尋常性乾癬患者からの血液を用いた研究,および様々な濃度でアシトレチンと培養した健康なボランティアからの血液を用いたin vitro試験を行うことによりアシトレチン単独,PUVAまたはNBUVBとの併用で 細胞毒性および遺伝毒性作用を研究することであった。細胞毒性および遺伝毒性作用は,細胞質分裂阻害小核試験およびコメットアッセイにより評価した。著者らの結果では,アシトレチン単独,またはアシトレチン+NBUVBで治療した乾癬患者は遺伝毒性作用を示さないことが分かった。また,これらの治療は,リンパ球の増殖率を減少させ,アポトーシスを誘導した。同じことがアシトレチンとインキュベートしたリンパ球培養で起こった。アシトレチン+PUVAは,また増殖率を減少させ,壊死性リンパを増加した。著者らの研究は,乾癬患者への使用として,アシトレチン単独またはNBUVBとの併用治療は,遺伝毒性作用を示さず,増殖率を低下させ,アポトーシスとリンパ球の壊死を誘発することを示唆する。アシトレチンとPUVAとの併用は,また増殖率を低下させ,壊死性リンパ球数を増加させる。しかし,それは僅かに遺伝毒性作用を誘導したので,遺伝毒性の可能性を明確にするために更なる研究が必要とされる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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皮膚の基礎医学  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (12件):
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