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J-GLOBAL ID：201302251033400931   整理番号：13A0660991

生細胞内の不安定な鉄を可視化するための鉄(II)に対する高選択性ターンオン蛍光プローブ

A highly selective turn-on fluorescent probe for iron(II) to visualize labile iron in living cells

著者 (3件)： HIRAYAMA Tasuku (Gifu Pharmaceutical Univ., Gifu, JPN) ,  OKUDA Kensuke (Gifu Pharmaceutical Univ., Gifu, JPN) ,  NAGASAWA Hideko (Gifu Pharmaceutical Univ., Gifu, JPN)
資料名： Chemical Science  (Chemical Science)
巻： 4  号： 3  ページ： 1250-1256  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W2340A  ISSN： 2041-6520  CODEN： CSHCBM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞内Fe²⁺の選択的な検出の為に,N-オキシド基を基礎にしたターンオン蛍光プローブ(RhoNox-1)を開発した。RhoNox-1は生理的条件下では蛍光消光によって蛍光を発しなかった。密度汎関数法と組み合わせた分光法や電気化学的研究は,アミノキサンテンの捩れた内部の電荷移動とN-オキシドからの光誘導性電子移動が発色団の放射過程の非放射性不活性化を引き起こす事を示した。Fe²⁺存在下では,N-オキシドのFe²⁺仲介性脱酸素を通じたN-オキシドの第三アミンへの変換によって,RhoNox-1は強い蛍光を発した。蛍光イメージングで,RhoNox-1が細胞の内因性Fe²⁺によって強い蛍光を放射する事を示した。

シソーラス用語： HepG2細胞 ,  *金属イオン ,  *プローブ ,  消光 ,  第三アミン ,  酸素複素環化合物 ,  *蛍光測定 ,  密度汎関数法 ,  放射強度 ,  陽子磁気共鳴 ,  紫外吸収スペクトル ,  細胞 ,  画像分析 ,  光学顕微鏡法
準シソーラス用語： 1H-NMR ,  N-オキシド ,  キサンテン類 ,  *蛍光イメージング ,  *蛍光プローブ ,  蛍光強度 ,  蛍光顕微鏡法 ,  蛍光消光 ,  生細胞 ,  生細胞イメージング ,  *鉄(II)イオン

分類 (2件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  生体物質一般  (EB02010G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 生細胞 ,  鉄 ,  可視化 ,  高選択性 ,  ターンオン ,  蛍光プローブ