文献
J-GLOBAL ID:201302251219634614   整理番号:13A1300577

微生物群集は実験室規模のシステムにおけるクロラミン残留物減少と共に変化

Microbial community changes with decaying chloramine residuals in a lab-scale system
著者 (4件):
資料名:
巻: 47  号: 13  ページ: 4666-4679  発行年: 2013年09月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
クロラミンを殺菌剤として用いる時に,配水システムを通して許容可能な「残留」を管理することは,特に硝化が一度設定された場合に挑戦的課題となる。効率的な制御方策によって硝化の開始前にクロラミン減少を管理することは重要で,今まで,硝化前後で開発された方策は有効でなかった。本研究は,クロラミン処理システムでどのようにクロラミンが減少し,そして硝化代謝産物が微生物群集に影響するかに関する全体的知識をより発展することを目指した。5つの実験室規模の反応器(直列に接続)を操作して,実規模クロラミン化配水システムをシミュレーションした。培養に依存しない技術(クローニングとqPCR)を用いて,残留を高から低(2.18~0.03mg/L)まで保持した反応器中の混合微生物群集を特性化し,定量化した。最初の研究は,各種微生物群集に対するクロラミン残留物と硝化代謝産物を関連づけた。細菌クラス,Solibacteres,Nitrospira,SphingobacteriaとBetaproteobacteriaは,低クロラミン残留で優勢であったが,一方,ActinobacteriaとGammaproteobacteriaは高いクロラミン残留で優勢であった。硝化細菌属の発現に先立って,Pseudomonas,MethylobacteriumとSphingomonasが優勢であることが分かり,そして特にSphingomonasは硝化の開始と共に増加した。Nitrosomonas urea,oligotrophaと2つの他の新規アンモニア酸化細菌を,クロラミン残留物が一度0.65mg/L以下に低下した場合に検出した。更に,硝化単独は,これらの反応器で観測されるクロラミン低減速度の説明ができなかった。本研究の成果は,クロラミン残留物のより良い管理ができる制御方策を開発するための鍵をにぎることができると筆者等が信じている,硝化菌から従属栄養細菌へ重点の方向を変えることが期待される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
用水の化学的処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る