抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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純水のX線回折測定により得られた-15°Cの過冷却状態までの動径分布関数の~10.8Åの距離に特異的なピークが見出された。-15°Cの過冷却水の動径分布関数は,正12面体とその会合構造を含むガスハイドレートの水素結合ネットワークで表されるクラスレート様構造を仮定して説明することができた。このネットワークは正五角形5員環水素結合構造を基本単位にもち,かなり高い温度からその形成が始まる。氷I様の水素結合構造は-15°Cまでの水中にはほとんど見られないが,エマルション粒子中で-35°C付近まで過冷却されたとき,この構造をもつクラスターも生成されることが分かった。重水に対する測定からも同様の結果が得られた。(著者抄録)