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J-GLOBAL ID：201302251257291151   整理番号：13A1055141

電気力の作用下での気泡形状

Bubble shape under the action of electric forces

著者 (5件)： DI MARCO Paolo (DESTEC, Univ. of Pisa, Pisa, ITA) ,  KURIMOTO Ryo (Graduate School of Engineering, Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  SACCONE Giacomo (DESTEC, Univ. of Pisa, Pisa, ITA) ,  HAYASHI Kosuke (Graduate School of Engineering, Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  TOMIYAMA Akio (Graduate School of Engineering, Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Experimental Thermal and Fluid Science  (Experimental Thermal and Fluid Science)
巻： 49  ページ： 160-168  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： T0618A  ISSN： 0894-1777  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,断熱条件(すなわち,熱伝達と物質移動なし)での気泡動力学に関する研究を行い,これらの界面の変化を支配する基礎物理を解明し,またこれらを含むより複雑な熱伝達と物質移動問題の解明の道を開いた。本システムに外部電場を印加して,相分離と熱伝達を高める本手法の可能性について検討した。成長する気泡に及ぼすEHD作用に関する新しい数値解法について,VOF法とレベルセット法を組合せて開発した。これを実験的に検証するため,明確に定義した簡潔な境界条件を選定し,全ての形態の熱伝達と物質移動を本システムから除外し,これから2-Dシミュレーションを用いるため軸対称電場構成を選定した。実験装置では,静止流体(FC-72)内のオリフィスから生ずる定常気泡を生成し,20kVまでの直流電位を,オリフィスと同軸の環状電極に印加した。このような方法で,まず第一に,全ての動的影響を排除し,オリフィスに固定した三相接触線の明確な位置を定義した。実験から求めた気泡プロファイルをデジタル化し,数値解法による結果と良く一致することを示した。さらに,界面の局所的曲率の検討により,毛管式に組入れられる局所電気的ストレスの新しい理論を開発でき,これについては,実験データと良く一致することを示した。最後に検証した数値解法を用いて,微小重力実験に備えて,重力なしでの気泡形態を予測した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *気泡成長 ,  *動力学 ,  気泡 ,  *微小重力 ,  *電場効果 ,  *数値解法 ,  流動解析 ,  オリフィス ,  電気流体力学 ,  電場 ,  フロン
準シソーラス用語： VOF法 ,  レベルセット法 ,  *気泡力学

分類 (3件)： 電磁流体力学  (BC05000Q) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U) ,  数値計算  (JE02000J)

物質索引 (1件)： FC-72

タイトルに関連する用語 (1件)： 気泡